ダイレクトボンディングとは?
- いまはし歯科
- 1月8日
- 読了時間: 4分
長久手市蟹原の歯医者、いまはし歯科クリニックの院長 今橋健太郎です。
虫歯や欠けた歯を治したいけれど、「銀歯は目立つし、削られるのは不安…」と感じたことはありませんか? そんな方に注目されているのが ダイレクトボンディング という治療法です。
目次

ダイレクトボンディングとは?
従来の治療との違い
ダイレクトボンディングのメリット
ダイレクトボンディングのデメリットと注意点
ダイレクトボンディングが向いている症例
ダイレクトボンディングの治療の流れ
よくある質問(FAQ)
まとめ — 見た目も機能も両立する新しい治療
1. ダイレクトボンディングとは?
ダイレクトボンディングとは、歯の欠損や虫歯の部分をその場で白い材料(レジン)で直接修復する治療法です。「ダイレクト」とは「直接」という意味で、型を取らずに歯に直接材料を盛り付けて形を整えるため、治療回数も少なく済むことが特徴です。
2. 従来の治療との違い
一般的な詰め物・被せ物の治療では、
歯をある程度削る
型取りをする
技工所で詰め物・被せ物を作製
後日装着する
というステップが必要でした。一方、 ダイレクトボンディングはその場で修復を完了 できます。
項目 | 従来の治療(インレー/クラウン) | ダイレクトボンディング |
削る量 | 多い | 少ない |
治療回数 | 2〜3回 | 1回で完了することが多い |
見た目 | 金属やセラミック | 自然な白さで馴染む |
型取り | 必要 | 不要 |
このように、患者さんの負担が少なく、治療時間が短いのが大きな違いです。
3. ダイレクトボンディングのメリット
3-1. 削る量が少ない
健康な歯を極力残すことができるため、将来の歯の寿命を延ばすことにつながります。特に若い方や初期の虫歯に有効です。
3-2. 見た目が自然できれい
最新のレジンは色調が豊富で、周囲の歯の色に合わせて調整できます。そのため、人前で話すときや笑うときも気になりません。
3-3. 治療回数が少ない
通常、1回の通院で治療が完了することが多く、「忙しくて何度も歯医者に行けない」という方にもおすすめです。
3-4. 金属アレルギーの心配なし
金属を使わない治療なので、金属アレルギーのリスクがありません。お子さんや金属を避けたい方に適しています。
4. ダイレクトボンディングのデメリットと注意点
4-1. 適応範囲が限られる
大きく欠けた歯や大きな虫歯、強い噛み合わせの力がかかる部分には不向きな場合があります。担当医が適応を診断することが重要です。
4-2. 経年的な変色の可能性
レジンは長期使用で少し変色することがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
4-3. 技術の差が仕上がりに影響
材料だけでなく、治療する歯科医師の技術が結果を左右します。当院では色合わせ・形態再現に熟練した歯科医師が治療を担当します。
5. ダイレクトボンディングが向いている症例
以下のようなケースにおすすめです:
小さな虫歯の修復
歯の欠け・すり減りの修正
前歯の隙間(すきっ歯)や形の修正
既存の詰め物の小さなやり直し
このような症例であれば、削る量を最小限に抑えながら自然な仕上がりが期待できます。
6. ダイレクトボンディングの治療の流れ
診査・カウンセリング レントゲンと視診で状態を確認し、適応を判定します。
歯の清掃・準備 表面の汚れを丁寧に除去し、治療部位を清潔にします。
接着処理 特殊な薬液で歯の表面を処理し、材料との接着性を高めます。
レジン充填・成形 複数の色調材料を用いて、歯の形・色に合わせて盛り付けていきます。
光で硬化・仕上げ研磨 光で硬化させてから、細かい研磨で自然なツヤに整えます。
治療時間は部位によりますが、30〜60分程度で終わることが多いです。
7. よくある質問(FAQ)
Q. 保険適用ですか?A. 症例によっては保険適用で行えますが、材料・技術によっては自費診療になることもあります。
Q. どれくらい持ちますか?A. 個人差はありますが、3〜7年程度の耐久性が一般的です。定期検診でチェックしましょう。
Q. 色は変わりませんか?A. 日常の飲食・喫煙の習慣によっては若干の変色が起こることがあります。定期的なクリーニングで改善できます。
8. まとめ — 見た目も機能も両立する新しい治療
ダイレクトボンディングは、
歯を削る量を抑え
自然で目立たない仕上がり
通院回数が少ない
というメリットがあり、“削らない・目立たない治療”を求める方に適した選択肢です。ただし、症状によっては適応が限られるため、まずは専門医による診査を受けることが大切です。
健康な歯を残しながら、自然で美しい笑顔を目指すあなたへ。ダイレクトボンディングは、これからのスタンダードになりつつあります。



