セラミック治療との違いは?ダイレクトボンディングを選ぶ理由
- いまはし歯科
- 1月22日
- 読了時間: 4分
長久手市蟹原の歯医者、いまはし歯科クリニックの院長 今橋健太郎です。
歯を白くきれいに治したいと考えたとき、「セラミック治療」と「ダイレクトボンディング」という言葉を耳にする方は多いのではないでしょうか。
どちらも見た目が自然な治療ですが、治療方法・歯への影響・考え方には大きな違いがあります。
目次

セラミック治療とは?
ダイレクトボンディングとは?
セラミックとダイレクトボンディングの違い
ダイレクトボンディングを選ぶ理由
セラミック治療が向いているケース
ダイレクトボンディングが向いているケース
治療選択で後悔しないために
まとめ ― 歯を守るという選択
1. セラミック治療とは?
セラミック治療とは、陶材(セラミック)で作られた詰め物や被せ物を装着する治療です。見た目が非常に美しく、変色しにくいことから、審美歯科治療の代表的な方法として広く知られています。
一般的な流れは、
歯を削る
型取りをする
技工所でセラミックを作製
後日装着
という工程になります。
2. ダイレクトボンディングとは?
ダイレクトボンディングは、白いレジン(樹脂)を歯に直接盛り付け、その場で形と色を再現する治療法です。型取りを行わず、歯を削る量を最小限に抑えられるのが大きな特徴です。
「歯をできるだけ残す」という考え方に基づいた、低侵襲(体への負担が少ない)な治療といえます。
3. セラミックとダイレクトボンディングの違い
3-1. 歯を削る量の違い
セラミック治療では、被せ物や詰め物の厚みを確保するため、健康な歯も含めて削る必要があることが多くなります。
一方、ダイレクトボンディングは、虫歯や欠けた部分のみを削り、健康な歯はできるだけ残す治療です。
3-2. 治療回数と期間の違い
項目 | セラミック治療 | ダイレクトボンディング |
通院回数 | 2〜3回 | 1回が多い |
型取り | 必要 | 不要 |
仮歯 | 必要な場合あり | 不要 |
忙しい方にとっては、ダイレクトボンディングの方が負担が少ないと感じることもあります。ただ下準備が必要なこともあるので注意が必要です。
3-3. 見た目と質感の違い
セラミックは、
透明感
色の安定性
長期的な美しさ
強度
に優れています。
一方、ダイレクトボンディングも技術次第で非常に自然な仕上がりが可能ですが、経年的な変色や摩耗が起こることがあります。
4. ダイレクトボンディングを選ぶ理由
理由①:歯を守れる
歯は一度削ると元には戻りません。ダイレクトボンディングは、歯の寿命を考えた治療といえます。
理由②:やり直しがしやすい
将来、
欠けた
色が気になる
形を少し変えたい
といった場合でも、部分的な修正が可能です。
理由③:自然でやさしい治療
削る量が少なく、治療時間も短いため、「歯医者が苦手」「できるだけ負担を減らしたい」方にも向いています。
5. セラミック治療が向いているケース
以下のような場合は、セラミック治療が適していることもあります。
大きく歯が欠損している
強い噛み合わせの力がかかる
長期的な色の安定性を最優先したい
被せ物が必要な状態
セラミックは、強度と美しさを両立できる治療です。
6. ダイレクトボンディングが向いているケース
一方、次のような方にはダイレクトボンディングがおすすめです。
できるだけ歯を削りたくない
小〜中程度の虫歯・欠け
前歯や見える部分の修復
将来の選択肢を残したい
「まずは歯を守る治療をしたい」という考えの方に適しています。
7. 治療選択で後悔しないために
大切なのは、どちらが高級か・安いかではなく、今の歯に何が最適かを考えることです。
今の歯の状態
将来の再治療リスク
見た目へのこだわり
ライフスタイル
これらを踏まえ、歯科医師と十分に相談しましょう。
8. まとめ ― 歯を守るという選択
セラミック治療とダイレクトボンディングは、どちらも優れた治療法ですが、目的が異なります。
大きく治す → セラミック
できるだけ削らず治す → ダイレクトボンディング
歯を守り、将来まで見据えた治療を考えるなら、ダイレクトボンディングは非常に有力な選択肢です。
「自分にはどちらが合っているのか分からない」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの歯の状態に合わせた最適な治療をご提案します。



